オールドレンズの楽しみ方:PENTAX Takumar

カメラ

今回はオールドレンズの定番中の定番、「PENTAX Super-Multi-Coated Takumar」について書きたいと思います。これからオールドレンズを使ってみたい人にお勧めしたいレンズの1つです。

Takumarシリーズの種類

旭光学が販売していたフィルム一眼カメラである、「ASAHI Pentax」用の交換レンズのシリーズ名です。PENTAXのTakumarというシリーズには大きく5つの世代があります。

  • Takumar
  • Auto Takumar
  • Super Takumar(前期、後期)
  • Super-Multi-Coated Takumar
  • SMC Takumar
    ※SMCはSuper-Multi-Coatedの略ですが、表記だけではなく世代が異なります。

名称だけ見ても、Takumarが世代ごとに凄そうな名称に進化しているのが分かります。今回紹介するのは、Super-Multi-Coatd Takumarになります。

PENTAX Super-Multi-Coated Takumarとは

従来のTakumarに対して、多層膜コーティングを施したことにより、フレアがより発生しにくいレンズになっています。オールドレンズとしては、フレアをポジティブに楽しむ傾向にありますが、このレンズにおいても十分フレアは発生します。

ミラーレス一眼での使い方

筆者はFUJIFILMのミラーレス一眼レフカメラを使用しています。
一眼レフカメラはメーカーによって、レンズを取り付けるマウントの形状が異なります。メーカーによってその形状の名称は様々ですが、FUJIFILMのミラーレス一眼カメラを取り付けるマウント形状は「Xマウント」です。一方で、PENTAX Super-Multi-Coated Takumarのマウントは「M42」マウントです。そこで、M42-Xマウントの変換アダプターを使用します。オールドレンズを現代のカメラに取り付けて使用するためには、一般的には変換したいマウントに合わせてマウントアダプターを使用します。

下図は私が使っているマウントアダプターです。焦点工房さんが販売しているアダプターになります。

装着すると↓のようになります。少しゴツくなりますね。
マウントアダプターを装着した分、カメラに装着したときのレンズの出っ張りは必然的に大きくなるため、全長の短いコンパクトなレンズも少し大きくなります。

作例

あまり良い作例を撮ってなかったので、以下の2枚を載せます。

※一部にぼかし処理を入れています。

エッジが立たず、ソフトな映りに感じます。

レンズギャラリー

まとめ

今回は、オールドレンズの定番、「ASAHI Takumarシリーズ」の「Super-Multi-Coated Takumar」を紹介しました。オールドレンズ特有の角の立たない、ソフトな作風を楽しむことができるレンズです。2024年現在、Takumarシリーズには一部プレミアがついているものもありますが、1万円以下で購入できるTakmarレンズもあるため、オールドレンズの入門用としても大変良いと思います。

今後作品を上げていきたいと思います。

カメラについてはインスタでも作品を公開していますので、ぜひご覧になってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました