思考レベルの速度で作業する:PCのショートカットを使いこなし作業爆速化

家電

現代の生活において、PCを使う局面は大変多いと思います。仕事でPCを使う方、プライベートで使う方、ブログを書くために使う方など、実に多くの時間をPCに向き合っていると思います。今回の記事では一日の多くの時間を使うPC作業を効率化する方法を共有したいと思います。

PC操作の効率化テーマはシリーズ化して記事を書きたいと思います。

思考レベルの速度でPCを操作する

どんな作業をするにしても、キーボードとマウスを使用します。最近はタッチパネルやペンタブなどの入力デバイスも一般的になってきましたが、大抵の人が使用するのはキーボード、マウスだと思います。

例えばブログを書く際に、頭では良い文章が閃いているけど、タイピングが追い付かず煩わしかったり、パワポ・エクセルを使用する際にキーボードとマウスを交互に行き来して煩わしさを感じたことはないでしょうか?

今回の記事で提案するのは、基本的に”手を動かさない”です。極力指先のみの動きですべての入力を行うことで、手を動かしてマウスとキーボードを行き来する煩わしさから解放されます。目指すのは、考えているアイディアを思考レベルの速度に追従して入力することになります。

これにより、良いアイディアをリアルタイムで入力することで創作活動の最適化を図ります。
また、このシリーズではWindowsについて思いに記述します。ほかのプラットフォームについては、良い題材があればまた検討します。

思考レベルの速度に最適化する:ショートカットを活用

今回は基本的な最適化を紹介します。たいていの人がPCのショートカットを使用しているでしょうから、今回の記事では基本的なショートカットから、認知度は低いものの大きな効果を期待できるショートカットまで紹介します。後半に記述するショートカットまで使いこなしている人はエンジニア界隈でも滅多に見かけません。

特に使用すると効果の期待できるショートカットを赤マーカーでハイライトします。

基本のショートカット:クリップボード系

最も有名なショートカットではないでしょうか。

ショートカットキー動作備考
Ctrl + Z元に戻す
Ctrl + Yやり直す元に戻すと対になるショートカット
あまり知られていないが、かなり有効。
Ctrl + X切り取り
Ctrl + Cコピー
Ctrl + V張り付け
Ctrl + Aすべて選択

基本のショートカット:ファイル操作系

ショートカットキー動作備考
Ctrl + S上書き保存
F12名前を付けて保存アプリケーションを新規作成で開いてドキュメントを作り始めているときに特に有効。

基本のショートカット:ウィンドウ操作系

ショートカットキー動作備考
Alt + F4アプリケーションを閉じるたくさん開いたアプリを一気に消すときに有効。
Ctrl + Wウィンドウを閉じる
Win + ↓ウィンドウ最小化
Win + ↑ウィンドウ最大化
Win + → or ←ウィンドウを画面半分に合わせる筆者の使用頻度大変高いです。
2つのアプリを並べて表示したい時などに使用します。
Win + Shif + → or ←ウィンドウを別のモニタに移動するこれも良く使います。

基本のショートカット:エクスプローラー操作系

ショートカットキー動作備考
BackSpace一つ上の階層に移動
Alt + ←戻る
Alt + →進む
F3検索する
Win + Eエクスプローラーを開く大変使用頻度が高いです。
Ctrl + Wエクスプローラーを閉じる大変使用頻度が高いです。

基本のショートカット:ブラウザ操作系

ショートカットキー動作備考
Ctrl + T新規タブを開くタブの+ボタンをいちいちマウスで押すのはやめましょう
Ctrl + Shift + T閉じたタブを開きなおす誤ってタブを閉じてしまったときなど、大変有効です。
Ctrl + Lアドレスバーに移動

中級のショートカット:作業効率化全般

ショートカットキー動作備考
Win + Shift + S画面の領域を切り取ってクリップボードにコピー(スクショ)大変使用頻度の高いショートカットです。以前のWindows10の途中のバージョンから実装されたショートカットなので案外知らない人も多いですが、大変有効です。
Win + Vグローバルクリップボードから張り付け履歴を遡ってペーストできます。クリップボードに沢山溜め込める込めるので大変便利です。
Ctrl + N新規フォルダ・ファイルを作成アプリケーションによって動作は異なるが、特にエクスプローラーにおいて新規フォルダを作成するのに大変有効。
F11半角英数字入力アルファベットを入力したい時も、日本語入力のまま入力して、F11を押すとすべて半角英数字に変換されます。使用頻度高いです。
Ctrl + ドラック&ドロップファイルをコピーするドラック&ドロップだけではコピーor移動を制御できないため、よく使用します。
Shift + ドラック&ドロップファイルを移動する
Alt + ドラック&ドロップファイルのショートカットを作成する

上級のショートカット:作業効率化全般

知っているだけでも素晴らしいですが、日々使用していたらさらに感動です。
いくつ使用していますか?

ショートカットキー動作備考
Windows + Pause/Breakシステム情報を開くたまに使います
Ctrl + Shift + Escタスクマネージャーを開くわざわざWindowsマークを右クリックして起動してませんか?
Ctrl + +(Num)エクスプローラーの列を自動調整する。列幅が狭くてファイル名が見えない時に使用します。テンキーのプラスキー(+)を使用します。
Shift + F10右クリックメニューを開くエクスプローラーでファイルの右クリックメニューを開きたい時など、筆者はかなりの頻度で使用します。
Shift + Home / Shift + End文頭/文末まで選択する。一つ一つShift+矢印キーで選択するのは非効率です。
かなり使用頻度高いです。
Win + Alt + Dカレンダーを表示右下の時刻をクリックした際に表示されるカレンダーが表示されます。
Ctrl + BackSpace/
Ctrl + Delete
単語を削除1文字1文字削除するのはキーの連打回数が必要なため、大変煩わしいです。特に英語の場合単語で消せるのは大変作業効率が向上します。
Win + K”接続する”設定を開くBluetoothデバイスの接続を操作するのに大変便利です。ワイヤレスヘッドセットの接続時によく使用します。
Win + P”映す”の設定を開く画面の複製、拡張を簡単に設定できます。
Shift + 右クリックファイルのパスをクリップボードにコピーするメニューが出現

まとめ

中級、上級のショートカットはなじみのないため、最初は使おうとすると逆に効率が下がる可能性があります。ただ、使い続けることで大変作業効率が向上するショートカットですので、ぜひ取り入れてみてください。私はほとんどのショートカットを無意識に使用するレベルになっているため、ある程度の効率化が図れていると思います。これについては慣れが必要ですので、最初は試しに使ってみるのみです。

効率化のテーマでは最も基本的なショートカットキーについて記事を書きました。これからさらにマニアックな効率化の手段を紹介していくので、ぜひ読んでいただけたら幸いです。

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